2025年の衝動買い BRAVIA Theatre Bar 9 と SA-RS5
本年もよろしくお願いします。
あけましておめでとこうございます、今年も余すところ353日となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
我が家の神棚はパワーアップしまして、お伊勢様、氏神様、崇敬神様の三社造りとなりました。
本来これが正式なわけですが、お気持ちがあればどんな形だってオッケーです。
どちらかといえばやはり見た目にカッコいいっすね。
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そして今年も年明けの無駄使いの痴態を晒すわけです。
ここ数年でとびきりの大物を購入・・・
ボーナスという少しまとまった金が入ると欲望センサーが稼働してしまうのはなぜなのだろうかと・・・
ちなみにこちらは去年の痴態であります。
今回は一気に大物に手を出してしまいました。
正直、必須生活家電以外での一撃購入ではここ数年で一番の大物であります。
ついにHT-ST5000からの買い替えを行いました。
SonyのサウンドバーのHT-ST5000が発売されたのが2017年。自分が買ったのが2019年でした。Atomos対応、ハイレゾ対応、DTX対応、4K HDRパススルー、e-ARC対応など当時の最先端がてんこ盛りでサウンドバーとパッシブサブウーハーだけで5.1.2chオーディオのホームシアターを実現したまさにSonyのフラッグシップとして君臨していました。
後継機種であるHT-A7000が2021年に登場するまで、発売から約五年に渡って最上位機種だったわけで完成度の高い製品でありました。しかし、2024年に早くもHT-A7000の後継モデルが発売されたのです。
その名もBRAVIA Theatre Bar 9 HT-A9000です。
最大出力合計は585WでHT-ST5000の800Wよりは低いですがHT-ST5000はサブウーハーが混みの出力なのでサウンドバー単体でホームシアターとして成立しており、またHT-A7000同様にサブウーハーとリアスピーカーを好みで増設できるためHT-ST5000を超えることも可能です。
また、BRAVIAのTVシリーズとの組み合わせであればHT-ST5000ではまだ実装されていなかったTVスピーカーをセンタースピーカーとして連動するアコースティックセンターシンク機能が利用できます。
我が家はX95Jなのでアコースティックセンターシンクに対応しています。BRAVIAのTVのスピーカーは液晶では画面下部のフルレンジスピーカーに加え、画面上部にサウンドポジショニング トゥイーターを搭載して音場を調整する「アコースティック マルチ オーディオ」、有機ELは画面自体から音を出す「アコースティック サーフェス オーディオ 」という独自の音響技術が導入されており、HT-A7000からサウンドバーとTVスピーカーを連動してテレビをセンタースピーカーの一部として駆動、映像と音の位置を一致させることで定位感が向上させる技術です。
BRAVIA Theatre Bar 9 HT-A9000は発売直後の量販店でオプションのサブウーハーとリアスピーカを切ってアコースティックセンターシンクとサウンドバーのみでどの程度の音なのか聞かせてもらいましたがこれが強烈でサウンドバー単体で立体音響技術「360 Spatial Sound Mapping」が使えることにびっくりしました。
HT-A7000はオプションスピーカーの併用が必要でしたが、BRAVIA Theatre Bar 9 HT-A9000はサウンドバー単体のファントムスピーカーだけで利用が可能だったのです。
HT-A7000の購入を見送ったデメリットが早くも解消されてしまった・・・
嫁に尻を蹴り上げられながら購入決定
早速店員さんに購入を宣言しまいした。その間、絶え間なく自分の尻に嫁が蹴りを入れ続けていましたが無視したね!
ちなみに、単体だけで立体音響は可能なのですが販売員さんのおすすめてオプションリアスピーカーをセット購入しました。オプションウーハーに関してはBar8ならお勧めだが、Bar9であれば不要とのことでした。
オプションはいつでも増やせるしここは販売員さんの推奨に従います。
箱はずいぶんスッキリしました。
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左側、HT-ST5000購入時はサウンドバーとウーハーセットのL字梱包でやけにデカかった思い出があります。娘ちゃん当時3歳。
右側、現在8歳の娘ちゃんとBar9ですが縦にした時の高さはほぼ同じですがウーハーが無い分やはりスッキリです。オプションのリアスピーカーのSA-RS5と一緒に撮ってもHT-ST5000のほうがデカさ感があります。
開封の儀式
早速開封です。かなりぎっしり目に箱に配置されています。
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スピーカー本体の下に壁かけ用パーツやケーブルが収まっています。
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驚いたのが、リモコンが超絶シンプルなデザインになってました。
実際のところは設定はスマフォアプリからで操作もアプリから行えるし、TVがBRAVIAならモデルにもよりますがテレビリモコンのクィック設定から設定やモードの変更もおこえるのでこのリモコンはまず、使いません。
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Bar9本体ですが、HT-ST5000はグリルやイネイブルドスピーカー部分の保護が金属メッシュとか硬質な感じだったんですが、全体がファブリック素材になっているので一気に柔らかい印象になりました。
HT-ST5000が8.8kgだったのに対して5.5kgと実際軽くなっています。
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実際に並べていると大きさはBar9のほうが本体上のスピーカーが数が増えている都合上でかくなってました。
他にもBar9には本体にディスプレイの類がまったくありません。電源On/Offや接続モードを示すLEDランプぐらいです。TV側やスマフォアプリに統合してコストダウンや省スペースのためとは思いますがけっこう思い切ったデザインだと感じました。
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大きくはなったものの、BRAVIAのサウンドバースタイルのスタンドであればぴったりと収まります。
HT-A7000の頃はサウンドバースタイルのスタンドなのに足の間に収まらないとかあったらしく、実際、実家がHT-A5000使ってますが底に下駄吐かせて両脇はスタンドの足の上に乗っています。当時はモデルチェンジの時にTV側開発と連携が取れてなくてサイズが合わなかったとかなんとか聞きました。
横幅は広がりましたが、縦と奥行は薄くなっているのでHT-ST5000の時よりもスッキリした感があります。パッシブサブウーハーのスペースも空いたし。
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オプションのリアスピーカー、SA-RS5ですがオプションといえども侮れぬ造りです。
イネイブルドスピーカー、正面にウーハーとトゥーイーター、両サイドにパッシブラジエターの構成になっています。AplleのHome Podとほぼ同等の性能で単体でもスピーカーとして通用するレベルです。
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これがバッテリー内蔵で部屋でカタログではフル充電で10時間、10分の充電で90分使えるとのこと。計測用の内蔵マイクをついており自由に移動させて音場最適化が可能という優れもの。
普段はリビングに置いてますがPCに部屋(リビングと壁ぶち抜き)に行った場合もほれこの通り。
背後に持ち運び、TVからの位置は遠くなっても最適な立体音響がすぐに楽しめる。
元々、ワヤレススピーカーはSonyの十八番なんですが進化がすげぇことになってました。
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利用した実際の感想
まず、アコースティックセンターシンク機能を舐めていました。まじでごめんなさいデス。
そもそもTV単体のスピーカー性能が非常に進化しているわけです。日本の住宅事情やライフスタイルによってはスピーカーまで置けないとかいらないとかあるわけですがそれでもサラウンドフォーマットが拡充した現代、それに製品が追随していくのは当たり前でここ数年の機種はTV単体でも普通にAtomosも対応しています。おっさん学生の頃のちょっとしたオーディオシステムより音質も高性能です。
まさにスマフォのカメラ状態なのです。そんなTVスピーカーをフロントスピーカーとして機能させるのだから贅沢なわけがなく頭の位置正面に音場が来るという体験は目から鱗でした。
パッシブサブウーハーが無くなったため低音が若干薄くなったという印象があるものの、リアスピーカーの性能もありますが空間オーディオ、360 Spatial Sound MappingでHT-ST5000よりも圧倒的に没入感なあります。背後のしかも天井からも音きますからね。
それに低音が薄くなったとはいえ、若干でそれほど不満があるほどではなくどうしても気になるなら
「低音が欲しいならオプションを買い足せばいいじゃない」の某フランスの女王様理論で実現できてしまうので怖いですな。
コントロールもですが今までの本体ディスプレイに表示されていた情報を含め全てスマートフォンアプリに統合されました。HT-ST5000の時は本体右側端のディスプレイに音質フォーマットや音量表示、本体設定は設定画面をTVで表示して操作でしたがそのへんが丸っと廃止され装置としてもシンプルにしたという印象があります。
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ナイトモード、サウンドフィールド、ボイスモード操作やオプションスピーカや低音音量レベルなんかはBRAVIAのTV側のメニューからも操作できるので不便は感じません。
ともかく嫁の怒りを買いつつもHT-ST5000でAtomos体験し、Bar9で立体音響に進化した視聴環境を手に入れました。とりあえず嫁も怒ってはいましたが実際、聞くとこれは確かに映画館みたいだと感動しておりました。
思い切って買いましたが、この体験はかなり格別なので皆様おすすめであります。
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