豪華客船という嗜み(憧れのみ・・・)を感じる映像作品
クルーズ客船の旅という楽しみ方
客船に乗ってのクルーズ旅行という楽しみ方についてここ数年思うところがあります。
というか、ディズニークルーズラインに乗りたくて仕方ないですが金がおっつかないので指をくわえて娘とyoutubuで関連動画を貪り「ギリギリ・・・悔しいのぉ・・・悔しいのぉ」している毎日です。
実際のところ、そうやってディズニークルーズラインの動画から関連で色々なクルーズ旅行の動画を見て世界で見ると決して安いわけではないですがプランもピンキリで世界的に見れば一般的なバケーションの楽しみ方なんだということがわかります。
実際、日本国内で3泊なりの手頃なプランもあるんですけど見た感じ4泊から5泊、できれば1週間ぐらいないとじっくり楽しめないかなと・・・
がっつり休む時は休むというスタイルの文化ならまだしも、それなりの期間の休みと、(場合によりですが)電話・ネットもシャットアウトで船に乗ってる間はまず連絡不能になるのを前提にすると多くの日本人にとってはかなりの割り切った気持ちが必要です。
今の所、日本でクルーズを嗜む人はリタイアした年配者や海外旅行慣れしている旅行好きの人中心と感じます。
我が両親はすでにリタイアしている口ですが、去年(2023年)に日本最大(2024年現在)のクルーズ船、飛鳥IIに乗船してきました。羨ましい・・・
結局はライフスタイルの問題なんで、休むとこは休むというスタイルが浸透して需要が増えればすればいずれは大黒埠頭や今後、整備されるという本牧埠頭から多くの大型クルーズ船が来てディズニークルーズラインも航路が開かれてくれないかなと妄想していたところなんと2028年にオリエンタルランドが事業展開すると発表がありました。
寄港としては東京国際ターミナルになるようです。
また2025年末からは日本に先駆けて本家のディズニークルーズがマレーシアを寄港地としたディズニーアドベンチャー号の就航を発表しました。ぶっちゃけ、アメリカに行くよりはお財布的に現実的。
この船、グローバル ドリーム級と言われてこれまでの古き良きクルーズ船っぽいテイストのディズニークルーズラインの船たちとはタイプが全く違いどちらかといえばロイヤルカリビアンクルーズなどの船に近いのですが、実は香港のドリームクルーズというクルーズ会社が破綻し75%まで完成していたグローバルドリームを購入して完成させたものです。カラーリングなどはディズニークルーズラインの青、白、赤のトリコロールですし動画を見ればわかりますがディズニーテイスト満載のようです。作りは違いますが、現在発表されているズニークルーズラインの船としては最新のトリトン級の13万トンを超え最大級の20万トン級となるようです。
まあ、今は行けないので映像作品で雰囲気を味わおう
未来に期待はするとして現実は厳しい・・・仕事的にも金銭的にも無理くさいので映像作品を見て雰囲気ぐらいを味わうことにします。
しかしここでいいまさら、この大御所の鉄板を紹介しても仕方ないわけで・・・
まあ、これはこれでめちゃくちゃ好きですけどね。
ということで、自分が最近見た作品を紹介したいと思います。
クレイジークルーズ
イタリアのクルーズ会社であるMSCクルーズ所有のベリッシマを舞台にしたNetfilixのオリジナルのミステリー作、ラブコメディー作品です。
ベリッシマは日本ではジャパネットたかたが同船をチャーターしてジャパネットクルーズとして日本周遊クルーズなどを主催していてます。本作では日本からエーゲ海への航海を舞台にしています。
正直にいうと、原作は無く完全オリジナルのストーリーでミステリーよりはラブコメディの方が強く結構ドタバタで「いやーーそれはねーだろ?」という演出も多く、正直傑作とは言えませんが軽快なコメディとしては気軽に楽しめるお話です。
それとは別にベリッシマという客船の豪華やクルーズ船の華々しさに感じては表現されています。
実は実際の船でのロケなし、実寸大セットとVFXらしいです。
ここにMSCクルーズの公式紹介動画貼っておきますので見比べてみてください。
クルーズ船ってどんな感じ?を知るにはおすすめです。
クルーとかお客はかなり誇張されてますのでそこんとこもはよろしく。
アルタ・マール: 公海の殺人
こちらもNetfilixのスペインのオリジナルドラマシリーズで3シーズンまで配信されました。
タイタニックの沈没が1912年、明治45年でしたがこの作品の時代設定は1940年代でおそらくは名言されてはいませんがお話から見るに第二次世界大戦終戦後のまもなくの時代でおそらくは1945年、昭和45年以降という時代背景です。
飛行旅客機が台頭したのが1950年代なので、この時代はまだ旅といえば船で特にオーシャンライナーと呼ばれる定期大洋航路船が主流だった時代になります。いわゆるディズニークルーズの船のデザインにもなってる古き良きカッコいいクルーズ船というやつです。
このドラマではスペインからブラジルへ向かう豪華客船バルバラ・デ・ブラガンサ号を舞台にした殺人事件を追うストーリーです。
作品をざっくり説明すると船のオーナーの一族筋の次女が活躍するお嬢様はミステリーがお好き的なテイストでオリエンタル急行の殺人を豪華客船に置き換えた感じというノリでしょうか。
あと当時のタイタニックでもそうでしたが、豪華客船の1等のセレブな雰囲気や内装や衣装などおしゃれ、それ以下の等級の客室なんかは格差ガンガンな雰囲気であります。
残念ながら日本語吹き替えがないため、自分はオリジナルのスペイン語+日本語字幕で鑑賞しました。
シーズン1とシーズン2は連続した物語になっています。
シーズン1では船内で発生した殺事件事件を追い、それが主人公姉妹の一族にまつわる謎に関わりそれを解明していていきます。シーズン2では解決直後の最終回で遭難者の一団を救出したところからストーリーが再開しシーズン1での登場キュラクターの顛末やバルバラ・デ・ブラガンサ号に隠された秘密や別の過去の殺人の謎を少しホラー仕立てで描いています。
シーズン3ですが・・・ぶっちゃけシーズン2までで良いかなと・・・実際、続きなんですがほんと別物でしてなんと打ち切りとなっており正直自分は最初の数話以降見てません。
ただシーズン1とシーズン2に関しては文句なく当時の今もキュナードラインなんかの格式高いクルーズ船に通じる雰囲気を感じれます。
SPY x FAMILY シーズン2misson30〜35 豪華客船編
もう一つ、そんな格調高いキュナードライン的な客船をライトに知りたい感じ何にこの1作。
スパイファミリー シーズン2の豪華客船編。
お話に関しては大人気作ですしあまり何も語りませんが、この舞台となる豪華客船プリンセス・ローレライですが端々にキュナードラインのクルーズ船をモデルにしているのが窺えるのです。例えば時計階段は、いわゆるロイヤルアーケードはキュナードラインの船の特徴です。
youtubuでキュナードラインで検索するとさまざまな船の案内が見れます。クィーンリザベス(現行は3代目)、クィーンメリー、クィーンヴィクトリアなど。
一度は乗ってみたい豪華客船の代表各ですがお気軽にアニメで楽しく見れるのでこの豪華客船編は娘共々大好きです。
ドクター・オデッセイ
そして最後にディズニープラスで配信の始まった最新のドラマシリーズ、ドクター・オデッセイ。
舞台はクルーズ船オデッセイ号。コロナ禍後の現在を描いているということで最近のクルーズ船事情も描かれています。といってもオデッセイ号は最高級のラグジュアリークラスの船のようなので一生縁が無さそうな部類の船っぽいです。
マッシー船長を刑事ナッシュ・ブリッジスの名優ドン・ジョンソンが、主人公の船医マックスをジョシュア・ジャクソンなど名優が演じています。
オデッセイ号の新任の船医マックスは看護師のエイブリーとトリスタンとのチームで陸から離れた豪華客船で様々な事態に対応活躍する姿とクルーズ船という華やかな夢の場所を守るために奔走するスタッフたちの姿を時にコミカルに場合に時にはシリアスに描いています。お客サイドではなく客船のクルーという視点も表現されています。
現在、これは私のイチオシです。
いつか乗れたらいいな
子供の頃から実はクィーンエリザベスで太平洋を横断してみたいと夢見ております。ついでに、クィーンメリー2で大西洋も横断してみたいです。
スーツ旅行の人がここにアメリカ大陸をカナディアン号で横断する動画を加えて実際に旅行されてますが羨ましい限りです。
需要が上がれば値段が下がる。皆さんも船の旅の作品を見てレッツクルーズですよ。
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