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岸辺露伴は動かない 岸辺露伴ルーブルへ行くを見てきた(ネタバレ無し)

2023年5月30日

4年ぶりの映画館鑑賞

5/27(土)に客先での初稼働立会いがあったんですが嫁にだったらたまには映画でも見てくればと言われて約4年ぶりの映画館鑑賞となりました。

実際のところ娘が産まれてから映画館になかなか行けず娘も5歳ぐらいまでは大きな音、暗い場所がダメで4年前に唯一行ったのが会場自体が幼児鑑賞モードですこーしだけ照明を入れてくれているプリキュアの映画だったかなと。このときプリキュアの映画大丈夫だったんで劇団四季の「アナと雪の女王」見に行ったんですけど30分ほどで娘がギブアップ。ほぼ、ロビーにあるビジョンで見たという苦い経験がありましが・・・そういう場合に見れるように比較的大きなビジョン設置してくれているだけでもありがたいわけですが・・・
以来、なんとなく映画を含む観劇から足が遠のいていたんですがせっかくだから気兼ねせずスクリーンで好きな作品を見ることにしました。

岸辺露伴は動かないシリーズであり初映画化 岸辺露伴ルーブルへ行く

自分はいわゆるジャンプ全盛期の世代です。ジョジョの奇妙な冒険も第一部からリアルタイムなわけです。
むしろ、週刊少年ジャンプは自分がおっさんになって疎遠になり、ジョジョの奇妙な冒険も黄金の風で止まっていました。ストーンオーシャンはアニメ化で初めて見た感じです。
ただ、第四部の杜王町編は見ていた時に一番刺さっており、関連のスピンオフも単行本で追っていた次第です。
岸辺露伴は動かないは短編集、死刑執行中脱獄進行中で初めて見ました。ただこの時はデットマンズQの方がお目当てだったかなと。

その後、死刑執行中脱獄進行中にも収録された懺悔室を含む岸辺露伴は動かないの単行本が出版されました

そして今回の映画、岸辺露伴ルーブルへ行くの原作はガチでルーブル美術館のバンド・デシネというプロジェクトで正式なオファーを受けて執筆された作品で実際にルーブルでも企画展で展示されている作品です。自分も愛蔵版で所蔵しております。

実写シリーズの岸辺露伴でのルーブルへ行くはぜひ見たかった

NHKのドラマシリーズとして展開された岸辺露伴は動かない。高橋一生さん演じる岸辺露伴は原作やアニメでの岸辺露伴とはまた違う、それでいて実に岸辺露伴という不思議なテイストで虜になりました。
ドラマシリーズは今のところ3期で岸辺露伴は動かないの短編とジョジョの奇妙な冒険第四部のエピソードからもストーリーが取り入れられています。正直、ルーブルへ行く単体でも楽しめます。ドラマシリーズ自体もどれから見ても基本的に楽しめるような作りになってはいますが、できれば先にドラマ版をみてからの方がより楽しめるかと思います。1期、2期は3話ずつ、3期は2話構成なので一気見もしやすいです。

今回、このシリーズの映画化として特報が出た時はやはり「ルーブルへ行く」だったかと衝撃とともに納得という感じでした。特報で見たいなとは思ったものの、円盤か配信待ちかなと半ば諦めていたんですが今回はタイミングの神様で見に行けた次第です。

感想(ネタバレ無し)

今回鑑賞して本当に感じたのはTwitterでも書いた通り「実に美しい」とこれに尽きます。話としても、画としても実に美しかったというのが感想です。ここではストーリー自体には触れませんが要素として原作にはない部分は入っていますが実に自然にマッチしてい原作を読んでいてもこうきたかという感じです。ドラマシリーズを見ている人ならわかると思いますが原作とは違うけどスッと入ってくるという印象です。
そして画が美しいと言いましたが実際ルーブルのシーンは圧倒されます。ぶっちゃけ一瞬、ナショジオのドキュメンタリーかなと思うようなシーンがあります。
また自分には馴染みがあって好きな建築物が作品の中で登場したのが驚きでした。
横浜 山下公園にあるホテルニューグランドを使ったシーンがあります。1927年の創業当時からそのままの姿を残し現在は横浜市認定歴史的建造物になっている建築物です。シンボルとなる中央階段やレインボーボールルームが映画内でもできてきます。ぜひ作中で確認してください。
ルーブル美術館もそうですが、特にこの映画では徹底的にこういった場所の美しさにもこだわっていると感じました。円盤出たら4K BLU-Rayで買いますがその前にぜひスクリーンでみてほしい一作です。