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リサーチパネル

ディズニーストアセールでピンバッジを追加し日本での(黒)歴史を知るの巻

2022年10月25日

ディズニーストアのセールでリミテッドのピンバッジをお手頃で入手した

イクスピアリのディズニーストアに顔を出したら、50%off棚にリミテッドのピンバッジが結構並んでいたので購入してしまいました。

特にULTIMATE PRINCESS COLLECTINのシリーズはお買い得でありました。
購入したラインナップは以下にアップロードしています。

ランヤードを初めて買ってから知る日本のディズニーピントレの(黒)歴史

今回はミッキーとピクサーを入手(どちらも50%OFFでした)

海外ディズニーリゾートに限らず、ピンバッジの収集やトレードをするのに首から下げるランヤードというものがあり今回初めて購入しました。
自分が購入したのはスタートキットになっていて、ランヤードにピンバッジ4個がセットになってます。
今回、店頭にあったミッキー(父用)とピクサー(娘用)二つを買いました。

ふと疑問が湧く・・・「そういや東京ディズニーリゾートでランヤードぶる下げてる人とかトレードとか見たこないな・・・」

自分は海外ディズニーリゾートはまだ未体験で東京ディズニーリゾートしか知らないですが、そういえば東京ディズニーランドもシーもピンバッジは売っていてもランヤード下げている人やピントレードステーションやピントレしている人を今まで見たことがないことに気づきました。
自分はまだBig 10 TicketBookでアトラクションを乗っていた時に何回か行って以来は今の嫁と遊びに行くまでブランクがあり当時もピンバッジに関しては覚えがないです。

昔は入場料とは別にこれを購入してアトラクションに乗っていたっすな

調べてみたら・・・「あーー・・なるほど・・・こりゃだめだー」ということを知る

ちなみにピントレード自体は元々はオリンピックで参加選手や関係者が交換し合ったのが始まりなんだとか。その後、1984年のロサンゼルスオリンピックから一般的なブームとして定着し、1998年長野オリンピックで世界からピンコレクターが集まり日本でも知名度が上がり土産物や記念品として広く使われるようになったそうな。
で、ディズニーでのピントレード自体は海外も含めて1999年のフロリダからスタートして歴史としては浅いものということを知りました。
ゲスト同士だけじゃなくキャストとゲストのコミニケーションツールとして導入され、翌年にカリフォルニアに広がり順次他のパークにも展開されどうやら東京ディズニーランドにも2000年11月18日のミッキーの誕生日に導入はされたみたいですねぇ・・・

・・しかるに実に典型的な日本らしい問題があったんですなぁ・・

おっさんは小学校低学年ぐらいの時にいわゆるガンプラブームやらビックリマンチョコやキン肉マン消しゴム(俗に言うキン消し)などをど真ん中で経験した口なんでこの流れは見慣れてるわけで、いつも思うのは日本人はなぜにこの手のものは陰湿的な流れになるんだろうと疑問になります。
ガンプラは個人収集の類でトレード性はなかったし年齢的に大量大人買いとかできないのでビックリマンやキン消しもどちらこと言うと見せ合うのが中心で個人的にトレードまでは至らなかったですが、それでも今も普通にみる醜さというのもあの時に時に知りました。
まあ醜いラインナップ的にはこんなところです。

  • 極めてヒステリックな承認欲求に走るガチ勢
  • レアもの入手のために行われる過剰な収集行為
  • 転売とそれを目的とした買い占め行為
  • トレードのマナーなどそっちの気の手段選ばずの武闘派マニア

今でもよくありますね。
どういうわけか、楽しむより効率・数・希少を力として見せたい層が幅を利かせてあっという間に新規参入者を排斥する図。
特に興味もないがそういったコア層をターゲットにした組織的な転売でさらに参加する敷居を上げるの図ですよ。
コア層の中にも楽しむことが重要と解く奇特な人がマナーを呼びかけ自浄が図られ、一定の住み分けができることもあるんですが残念ながら稀なケースなのかなと個人的には思います。

結局、日本ではそんか感じで廃止されパーク内でのトレードも禁止となったと・・

で、東京ディズニーではどうなったかと言うと典型的なパターンに陥った上に消滅したんだそうです。
コレクションを露天商よろしく並べる輩、子供からレアピンを巻き上げようとする輩、何度も並んで買い占め行為をした上に売り切れるとゴネる輩、等々。
なるほど、これは無理だぁ・・・
特に元々ディズニーのガチ勢が存在しているところにピントレという新しい要素にスタートダッシュでガチられるという負のスパイラルがあったというのは想像に難くないです。
大人の部と子供もしくはライト層の部に分けるとか運営側の介入も必要だったりするけど日本はこのへんは口出ししない傾向が強いというのもあり、パーク内はランヤードを使って露天みたいに広げないでというルールの導入に留まったそうです。
海外パークと違いフランチャイズだというのもあったかもですが日本ではキャストが積極的にトレードに参加というスタイルにもならなかったのも痛いんでしょうね。海外のようにパーク全体のショップでキャストとのトレードが広く一般的になればまた違ったかもしれませんね。
結局、2002年に廃止とパーク内でのピントレが禁止になり運営のオリエンタルランドもかなりのトラウマを負ったらしく20年たった今でも復活の兆しさえないんだそうです。

復活を期待しつつ、それならいつか海外パークでやることを夢みよう

昨今、youtubuなどでの紹介も行われ海外パークでのピントレの様子などをみることができるようになり、私のようにそれをきっかけにピンを収集し始めた人も多いようです。
2000年の頃とは違い完成されたピントレ文化を知ることが簡単にできるのは大きいです。
日本人って実はお手本があると健全な浸透も意外と早かったりするんですよね。見えるルールがあるとそれを守るのも得意なのが日本人なので。
それに最近は東京ディズニーリゾート内でもシークレットタイプのピンが結構販売されて、ディズニーストアでも海外のピンが以前よりも多く入ってきているそうです。
新たなパークの拡張もあり、東京ディズニーリゾートでのピントレ復活も一縷の望みで期待することにします。
それに東京ディズニーリゾートのピンは海外パークで人気らしいのでいつかはそれ持って娘と本場のピントレに参加することを夢みることにします。
あーーお金貯めないとなぁ・・・