AWS Certified Solutions Architect – Associate 取得しました
ずーっと更新が滞っておりましたが、ということで真面目に勉強してた次第です。
実は私、資格らしい技術認定資格とか公的検定とか取ったためしがありません。
転職した先で当たり前のように評価制度のターゲットにも資格取得があるわけで、面倒臭いもんは今のうちにやっつけようという流れです。
まあ、何が新鮮かって資格の取得は当たり前で建前だけの資格推奨などではないといことですね。
かつてもう10年近く前ですが前々職でVMwareの資格を計画に勝手に引っ付けられたんで、それでも損はないから勉強してさあ受験ってところで、受験の金額を知った代表が直前に受験NG出してくるとか萎え萎え経験し、前の会社も若い子の受験はまあOKなんですが、原価上がったジジイが取ろうかなと思うと露骨にイヤな顔しやがるんで「もうイランわ!」っとなっていたんですが環境が変われば変わるもんです。
地味にやったお勉強方法
元々、AWSの経験で雇ってもらったわけでAWSの資格から行っとくかと…とはいえ、プロフェッショナル資格となると流石に敷居が高いので順当にAWS Certified Solutions Architect – Associateにしときました。
この試験舐めてかかると意外に癖モノと評判で、空手バカボンでは合格は難しいです。
知識のオサライも兼ねて講座を受けるのが一番なんですが、昨今のコロナ禍の状況でセミナーっていうのも微妙だしAWS公式のはお値段高いので、今流行り定番のUdemyの以下の講座を受けることにしました。
これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-002試験対応板)
この講座、受験内容を網羅しているだけなくハンズオン形式で実際やってみよう型でド初心者が基本から覚えるのにも良い講座だと思います。
実際自分もざっくり内容も使い方はわかっていても、実務で基盤屋レイヤーだとまず作ってアプリ引き渡したらほぼ終了のAWSリソースや機能に関して理解度を上げるチャンスになりました。
ざっくり以下のあたり。
機能名 | 理由 |
DynamoDB | RDS以外のDBサービスは以外と作ったら終わりのケースが多く、特にkey-value型のDBは設定変更ぐらいしかやってない |
redshift | DWHやデータ解析といった案件は今までのお客さんパッケージゴリゴリが多くぶっちゃけ、知ってるけど使ったことがなかった |
ElastiCache | DynamoDBとほぼ同じ理由、機能・内容は知ってるけど作ったら終わりケースが多く設定変更ぐらいしかやったことない |
CloudFront | 個人的に配信系のシステムに縁が無くて、システム的にVPC、ALB、SGで事足りていて使ったことななかった |
Simple Queue Service(SQS) | キュー型のメッセージ配信はアプリ側に提供する機能として導入とか設定とかはしても使ったことがなかった |
API Gateway | 用意するだけで、実際に使ったことはなかった |
ほっとくとお金が高くつくのもあるのでどうしても業務関係でないといじらないし、ドキュメント読んだだけだと理解なんかできないのよね。
この講座ですが全部で32時間の長丁場です。ハンズオン主体なので結構時間を取れないとキツイです。
あと、ほんとにわかりやすく丁寧に講師さんが進めてくれます。・・・何が言いたいか分かりますね??
そう、結構眠りを誘うマイルドなお声なのですよ。
なのでPCブラウザでの再生だと動画の右下から、モバイルアプリからだと動画右上の「...」のメニューから再生速度が変えられるので時間を少し短縮したいテンポを上げたいなら1.5倍速をお勧めします。
体感的にリズムが取れる感じの良いテンポででした。上に1.7倍とか2倍もありますが自分はペース的に厳しかったです。
とりあえずこの講座をひと回しして、ついている模擬テストをやってみると自分の生の実力がわかるんでないかと思います。
ちなみにですが、講座一巡して初見模擬テストは65%で不合格といったところでした。上の表あたりとコスト削減の問題や認証の問題がズタボロでした。
合格は72%以上なのでダメなところを見直してチクチク理解していくスタイルを地味にやるのが一番です。
模擬テストは講座に2種ついていますが自分は同じ講師さんが提供している以下の模擬試験集も使いました。
【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
講座についてる模擬試験もですが、高難度問題とついているだけあって複合要素だったりAWSだけでなく基本的なIT技術も含めた問題だりばかりになっています。
ただ、実際にやって損ないと思います。問題に慣れるというか、出題意図から答えを導き出すという流れを作る感じです。
自分は最後の詰めはこのテストを全て80%以上取れるように回しました。残念ながら記憶に焼き付くともはやマッピング状態でこのキーワードはこの答えという惰性も多いので1−6の試験を一日、二つ受け、同じ問題集は二日以上空けてわざと記憶をある程度飛ばしつつ進めました。
てなことをやって学習的には概ねノベたん20日程度でした
試験本番で食らったトラブル
えーー、試験自体は一撃合格ではありましたがなぜネタ的な何かがつきまとうのでしょうか・・・
実は2021年7月30日までに受験すると一回落ちても、9月30日まで無料で一回受けれるキャンペーンやっていたんですね。
予約は6月の末週に入れて当然、昨今の世の中の流れで自宅でのオンライン試験にしていたんですがここからが悶絶しそうな出来事が・・・
予約ーそして試験当日
ピアソンVUEで試験スケジュールを立て、指示に従いアプリケーションをダウンロードしてオンラインテストの動作テストを実施。
これは予約当日に一回やっておかないとズボラして当日迎えると地獄が見えるということを体感できます。
自分、だいぶ前からもうプライベートではWindows機は所有しておらずWindowsがどうしても必要な時はVDIにしておりMAC BookもIntelからM1に変えたので一抹の不安があったんですよね。
でもピアソンVUEの試験アプリの仕様を確認しても特段、シリコンMACはNGという制限事項はなさそうではあるもののやはり不安なので予約後すぐに確認をしました。
実は結構、最初手こずったんですわ。
- 端末のマイク、スピーカー、カメラテストは問題なく完了
- インターネット環境確認も問題なく完了
- 最初、外部ディスプレイ側にウィンドを配置して試していたんですが、試験環境確認になったらいきなり外部ディスプレイブラックアウト。
本体側ディスプレイを強制的に利用するらしいことに気づいんですがここで一回目のハングアップ - 強制再起動からUSB接続しているデバイスは全て外してテストを再度確認実施。
ここでFinder以外のアプリはアンチウィルスソフトも含めて起動しているとダメで全部終了が必要と気づくわけです。
全部落としてアプリ動作状態をクリアすると強制フルスクリーンとなる仕様らしいんですがここで二回目のハングアップ - 再度の強制再起動から今度は事前に常駐アプリを全て終了させて再度トライしようやく動作テスト完了
危なかったぜ・・・鼻ほじりながらズボラしていたら悲鳴を上げるところであった。M1でも動作は問題ないようなので一安心。
そして試験当日、余裕を持ってチェックインを済ませ必要な公的証明書(免許証とか)も提示完了。試験官とチャットで試験実施環境の最終確認を行い試験スタート!
・・・アレ・・なんか規約確認と同意の確認画面から次へ押したら試験問題画面への遷移せずにいわゆるクルクル回転状態なんですが・・・
アプリに試験官とのチャットウィンドを開くメニューがあるのでクリック・・・反応がねぇ・・・
カメラに向かって必死のXジェスチャー連発。試験官側からチャットコンタクトしてくれたらしく「何かありましたか?」のメッセージが出るもチャット入力できず。
さらに必死のXジェスチャー連発。試験の説明だと最悪、音声もしくは電話で試験官から質問があるかもという記載があったので電話くるんかと待っていましたが無反応。
仕方なくコールセンターに電話したわけですが、どうやらカメラも試験官側でブラックアウト完全無反応となったので試験官判断でキャンセルになったとの回答。
そう、一問も解くことなく約10分の金縛りで知らない間にキャンセルされていたのですよ!
コールセンターの人に「えーとキャンペーンは?」と聞くと、条件は7月30日までの受験が条件なので申し訳ないが予約しなおしてくださいというご回答。
おぉーう、今の世の中は自己責任時代ってやつを感じるゼェ!
文句言っても仕方ないので翌日に予約を取り直すわけですが、キャンペーン駆け込み予約状態らしく対応日本語の予約は皆無。
おぉーう、お得に問題無用で飛びつく格差時代ってやつを感じるゼェ!
まあ、試験問題自体は確実に日本語で受けれるしテストまでのイニシエーションも経験済。これなら恐ることなど無い、対応英語だ!これなら空いておる!
ということで翌日に再挑戦をすることにしたのであります。
翌日、再挑戦
そして再挑戦当日、チェックインなど最早手慣れたもの。すんなり試験官の確認キュー待ちまで持っていきましたよ。
でもなんか、きのうより待たせるな・・・
まあ、確認される事項などわかっておるしチャットでのコミニケーションであればまあ、大丈夫ですよ。
「Sorry I made you wait.Let me check about the ID.Please show your passport if you have one」
スピーカー? スピーカーから英語が流れてくる!? ・・・大誤算だ・・・やばい英語話せる前提なんだろと言わんばかりのペースでの質問でござる!
「そ、そーりー。。。あいむ、すぴーくぷあ。そー・・ぷりーず、ちゃっと・・・」
「OK LoL」
クソ、会話なのにLoLが見える、絶対、LoLついてる・・・
その後、たどたどしい会話で事前確認を済ませたんですが、別室に退避していた嫁さんはその焦りまくりの涙ぐましいダサいやりとりを聞きながら爆笑悶絶していたそうです。
そして何故、キュー待ちが長かったのかも理解しましたよ。まあ、同志がいたんだなと確信してますよ。
で、今回は前日の同意確認画面からすんなり問題に遷移。うーん、昨日のは何だったんだ・・・・
問題も調子良くサクサクと回答65問中、20問あたりに差し掛かったあたりで再び悲劇が・・・いきなり切断、再接続中のポップアップが!
ぎゃーーー!!と思っていたら無事再接続されました。カメラも切れたらしくチャットウィンドが開いて「Trabule?」の文字が「reconnent」と返したら「OK」のお返事。
さて気を取り直して次の問題に・・・・クルクルしてらっしゃる・・・・
試験官にフリーズしましたと報告すると、アプリを強制終了して起動しなおせの指示なので、Control+Command+Esc投入・・・無反応なんですが・・・
※めんどくさいので以降の状況は日本語で、
「アプリ強制終了のショートカットが受け付けないんだわ、端末を再起動しちゃっていい?」
「だめ! MACならControl+Command+Esc、WindowsならCtrl+Shift+Escを投入してアプリを強制終了しろ」
「いや、だから受け付けてくれねーんだっつーの!」
「どうだ直ったか?」
「だからムリぽだから再起動させろや!」
「アプリ終了させられそうか? MACならControl+Command+Esc、WindowsならCtrl+Shift+Escを投入して・・・」
「黙れ!だからね、受け付けねーんだよ。こんなフルスクリーン固定のセキュアブラウザどうせいちゅーんじゃ!」
その後どうやら強制的に接続が切れた瞬間アプリが落ちました。メールを確認すると、予想通り試験キャンセルの通知が・・・開始から約20分後、英語でお互い一方通行の会話の果て試験官判断で試験キャンセルとなりました。
そして三日目
コリました・・・・結局、連休初日の朝一発目の時間でテストセンターでの受験の予約に切り替えました・・・・
で、経緯はともかく一回で合格できました・・むしろおまけのコンティニューキャンペーンは付けたけど正直この状況で落ちたら立ち直れないから!
そしてここまでの悲しきつぶやきたち・・・
試験は合格なるも、オンラインでのトラブルは気になるので調べた
せっかく、好きなタイミングで受けれるオンライン試験があるのに使えないというのも癪に触るので少し調べてみると結構この手のトラブルに遭ってる人はいました。
WindowsでもMACでも同じようなトラブルに遭遇した人がいますが比較的、MACの方がトラブル率は高いようです。
結局のところ試験アプリの仕様を理解していれば回避できる話っぽいです。
このへんの対処は担当した試験官さんによりみたいですが、多分ちゃんとコミニケーション取れれば端末の強制再起動も受けて入れてくるっぽいです。
完全フリーズしてしまった人のケースだとラチあかないので電源長押しで強制停止〜OS起動〜アプリ起動で復帰している人もいます。
途中まで解いた問題も保持され、アプリを再ダウンロードしてもアプリにチェックイン時に投入するキーが同じであれば端末自体を変えても継続はできるみたいです。
正直、規約を見ると端末を勝手に変えるのはNGっぽいでのであくまでも試験官判断っぽいですけどね。
それでも不安があったり動揺したくないなら素直にテストセンターで受けるってのが確実ですけど、せっかくのオンライン試験ですからできれば活用したいです。
とりあえず、どうにもならなければアプリの仕様を理解して対処してみようという感じなんでしょうかね。
まだ受ける試験もあるので次回も同じことが起こったら試してみようかと思います。
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