【手帳】【X47】ドイツよりの使者

2023年9月6日

自分は手帳に関して基本的にはASHFORDファンです。HBxWA5以前からシステム手帳とレフィルはASHFORDで貫徹
しておりました。

が、「俺のダンディズム 第3話 手帳」をみてそんな一択主義に楔が打たれました。2014年のことであります。
滝藤賢一さんが主演していた主人公がダンディズムを極めるため毎週いろんなアイテムを求めていく嗜好品とその歴史を
紹介していくドラマです。
第3話が手帳だったわけです。もちろん我が愛するASHFORDも紹介されていました。
しかし最終的に主人公が選択した手帳はこれ! X47

X47 ドイツ製 システム手帳 A6 ブラウン本革クロコ型押しA6 Timer 374Premium

価格:30,250円
(2020/10/17 22:10時点)
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マティアス・ビュットナー氏により独自開発されたのスプリングバーシステムを採用したドイツのシステム手帳でした。
今まで従来のリングバインダー型しか知らなかった自分にとってもかなり衝撃を受けた手帳でした。
とにかくスリム、そして名前の由来となってますが従来のリング式の手帳よりも47%増の書き込みスペースの確保。

物欲がメラメラと燃えたのですが、流石に今まで一択主義だったことの見栄もありこればかりは迂闊にアマポチとかは
避けてまずは現品を確認しようと試みました。
・・・・とにかく店頭販売が少ない・・・・日本公式サイトで確認できるのは4店舗。
関東近辺では「伊藤屋 銀座店」か「丸善 丸の内本店」のみ。
自分は結局、システム手帳の聖地「丸善 丸の内本店」に実物を拝みに行った次第です。

で、写真右側のX47 SteelシリーズのA6サイズを購入しました。文庫本サイズなのでちょっとしたアイデアノートに
利用してみることにしました。
結局、6年使ってるので気に入りブリはお察しです。
あと、Steelシリーズはいわゆるリーズナルブルなモデルなので抵抗もなく手に入れました。
となりのA5は去年冬前あたりにたまたま丸善本店に寄った時にセールをしていたので手に入れたもの。
残念ながらいまだ利用方法が定まらず未開封です。

X47は感覚的には手帳ジャケットに近いです、レフィルは小冊子型の手帳を
縦にバインダーに挿し込むんですがA6は3冊、A5は4冊のレフィルを利用できます。

このように縦に装着するのがスプリングバインダー
装着するとこんな感じ

リフィルもノート、方眼、無地などのスタンダードなノート。プランナーもWeekly、Daily、Monthlyと普通に用意されてます。
ただし、リング型と違い枚数ではなく冊数なので個人的に目的固定型な手帳と認識しています。
その辺遊びや甘噛みのお試しがきく部分に関してはリング型に長があります。
あとプランナーは各国ローカルカレンダー対応などはしていないので、残念ながら日本の祝日などが反映されているもの
はないのでそのへんは注意です。
ただ、Time Circleと言う独自のプランナーが存在しています。アナログ時計の文字盤が印刷されておりそこに記入していく
と言うユニークなプランナーです。自分もこのプランナーは一度試して見たいです。

実際の書き込み具合と言うと、以下のような感じです。(乱筆失礼・・・)
ノートと方眼の二種になります。無地も使ってますが、そっちは完全に書き殴りのイタズラ描き見たいなヤツなので
ご容赦を。

正直、移動中やちょっとしたお茶している時にさっと取り出して書くのは明らかにリングノートより優れています。
干渉するものがないですから。47%を利用できるは伊達ではないです。

今のところ総合的にはセカンドノートに最適と言うのが自分の感想です。
面白いんですが、いまいちセカンド利用から一歩踏み出せないのはレフィルの紙の質がいまいちなんですね。
自分は万年筆を使ってるんですが、結構インクが滲みます。ボールペンなら問題ないとは思ってますが。

画期的な発明品とうことで魅力たっぷりなのは間違いない手帳です。
リング型のシステム手帳とは違う刺激が欲しくなったらどうぞお試しあれ。